空中写真測量等により、地形、地物にかかわる地図情報をデジタル形式で測定し、電子計算機技術により、基礎的な数値地図情報の構築を図り、数値地形図(DMデータ)を作成します。

数値地形図は地図情報を道路や河川、家屋などの地形や地物をコードという番号を割り当て、位置情報を座標化(数値化)した数値データであり、都市計画基図などの様々な図面の一般図や地理情報システム(GIS)の基礎データとして用いられています




業務概要
   数値地形図の作成においての工程は以下の通りになります。

 1. 空中写真撮影、空中三角測量
 航空機などで上空からの空中写真を撮影し、様々な基準となるポイントを用いて空中写真上の位置関係(写真座標)を、現地座標(測量地形座標)に変換します。
 2. 現地測量
 地形図を作成する上で必要な各種表現事項、名称などを撮影した航空写真を引伸ばし焼付けたものに現地で調査し記入します。
 3. 数値図化
 図化機といわれる空中写真を立体視する機械を通し、現地調査結果に基づき、地図情報を座標値で取得し記録します。
 4. 数値編集
 現地調査の結果に基づき注記等の入力及び前工程の検査を行い、編集装置を用いて数値図化データを編集します。
 5. DMデータファイル作成
 編集されたデータを国土交通省公共測量作業規定に基づいたDMデータファイルを作成します。

1.空中写真撮影・空中三角測量    2.現地調査                  3.数値図化

                    4.DMデータファイル作成             5.数値編集